1. 置き畳に滑り止めは必要?フローリングでのズレを防ぐ方法を解説

置き畳に滑り止めは必要?フローリングでのズレを防ぐ方法を解説

置き畳に滑り止め対策をおこなうメリットや、フローリングでのズレを防ぐ方法を解説

フローリングに置いた畳が滑って、ヒヤリとした経験はありませんか?

とくに、ご高齢の方や小さなお子様がいるご家庭では、置き畳のズレが転倒事故につながることもあるため、これは見過ごせない問題だと言えます。

手軽に和の空間を作れる置き畳だからこそ、誰もが安心して使えるように、滑り止め対策は欠かせません。

こちらでは、置き畳に滑り止めをするメリット、滑る原因とズレ防止の具体的な対策、リビングでの活用法まで、幅広く解説していきます。

置き畳に滑り止めは必要?対策をおこなうメリット

置き畳に滑り止めは必要?対策をおこなうメリット

置き畳に滑り止め対策をすると、単にズレを防ぐ以上の効果が得られます。

こちらでは、置き畳に滑り止め対策を施すメリットについて解説します。

家族の転倒リスクを減らす

滑り止めは、家庭内での転倒リスクを大きく減らします。

置き畳に滑り止め対策をおこなうと、体重をかけた際に畳が動かなくなり、足元が安定します。

これにより、歩行が不安定になりがちなご高齢の方や、元気に走り回るお子様の安全を守れるでしょう。

日々の小さなストレスを解消する

置き畳の上を歩くたびにズレを直すのは、日々のストレスになりがちです。

滑り止めを施せば、毎回ズレを気にする必要がなくなります。

掃除機をかけるときに畳が動く煩わしさも解消されるので、家事の効率もアップするでしょう。

快適な生活動線を維持するためにも、置き畳には滑り止め対策を施すことをおすすめします。

フローリングを傷から守る

置き畳の裏面とフローリングが擦れると、細かい傷がつくことがあります。

それを防ぐには、滑り止めシートやネットを活用しましょう。

これらを使うことで、置き畳と床の摩擦が減るので、フローリングを傷から守れます。

見た目の美しさを損なうことがなくなる

畳がズレていると、せっかく整えたレイアウトが乱れ、部屋全体の見た目を損なってしまいます。

滑り止めによって置き畳を固定しておけば、レイアウトが乱れることはなくなります。

置き畳にはデザイン性が高い製品も存在するので、それらの美しさを保つためにも、滑り止め対策はおこなった方がいいでしょう。

手軽な設置で安全な空間が手に入る

滑り止めがついた置き畳の使用がおすすめですが、ついていない場合は後から滑り止めを付けることも可能です。市販の滑り止めグッズは、特別な工具を使わずに、畳の裏に貼ったり敷いたりするだけで手軽に設置できます。

大掛かりな工事は不要であり、手軽な作業で簡単に滑り止め対策がおこなえるのです。

たったそれだけで空間の安全性を高められるので、置き畳を購入した際は、併せて滑り止めグッズも購入し、最初のうちに対策をおこなっておきましょう。

置き畳が滑る原因と、フローリングに最適なズレ防止対策

置き畳が滑る原因と、フローリングに最適なズレ防止対策

置き畳はなぜフローリングで滑るのか、その原因を知れば、適切な対策が見えてきます。

こちらでは、置き畳が滑る原因と、対策に効果的な滑り止めグッズを紹介します。

置き畳がフローリングで滑る主な原因

置き畳がフローリングで滑る主な原因は、二つあります。

フローリングの滑らかな表面

フローリングの表面と置き畳の裏面との摩擦が少ないことが、滑る原因の一つです。

とくにワックスがけされたフローリングは表面の凹凸が少なく、より一層滑りやすくなります。

置き畳自体の重さ

置き畳は、使われている素材によって、軽量なものが多くなっています。

軽量な製品ほど、少しの力で動きやすい傾向があるため、置き畳は滑りやすいのです。

以上の理由から、置き畳はどうしてもフローリングで滑りやすいため、滑り止め対策を施す必要があります。

市販の滑り止めグッズの種類と選び方のポイント

置き畳の滑り止め対策には、市販のグッズを使用することが一般的です。

こちらでは、簡単に購入できる滑り止め対策グッズを紹介するので、主な種類と特徴を理解し、用途に合うものを購入してみましょう。

シートタイプ

畳の大きさに合わせてカットして使えるシート状の滑り止めです。

置き畳の裏面全体をカバーするため、非常に高い滑り止め効果が期待できます。

クッション性や防音性を兼ね備えた製品もあるので、機能性も十分だと言えます。

テープタイプ

畳の四隅や辺に貼り付けて使用するテープ状の滑り止めです。

設置がとても簡単で、強力な粘着力を持つ製品が多いのが特徴です。

ただし、製品によっては粘着剤が床に残ったり、フローリングの塗装を傷めたりする可能性もあるため、事前の確認が必要です。

ネットタイプ

網目状になったネットタイプの滑り止めです。

通気性に優れており、畳とフローリングの間に湿気がこもるのを防ぎます。

適度なクッション性も持ち合わせているので、カビが気になる方や、よりクッション性を高めたい方におすすめです。

吸着タイプ

賃貸住宅にお住まいで、床を絶対に傷つけたくない方は、滑り止めの素材選びが大切になってきます。

そんな方は、粘着剤を使わない吸着タイプの製品を選びましょう。

シリコンやアクリル樹脂、ウレタンといった素材は、糊ではなくそれ自体の吸着力で床に密着します。

糊残りや床を傷つける心配が少ないため、安心して使用できるでしょう。

置き畳をリビングで活用するアイデア

家族が集まるリビングは、置き畳の活用に最適な場所です。

こちらでは、安全性を確保しながら、快適な和の空間を作るための具体的な方法を紹介します。

部屋の全面に敷き詰めて、ズレる隙間をなくす

部屋の床全体に置き畳を敷き詰めれば、畳同士が支え合って壁際に固定されるため、ズレが起こりにくくなります。

これは、一枚一枚の畳が動く隙間がなくなるため、最も効果的な滑り止め対策と言えます。

また、部屋全体が畳の空間になるので、リビングのデザインに統一感を持たせられます。

家具を重しにして、部分的なズレを防ぐ

ソファの足元やテレビの前など、リビングの一角にだけ置き畳を敷く方法もあります。

この方法なら、ソファやテーブルなどの重い家具を畳の上に乗せることで、家具が重し代わりになり、畳のズレを効果的に防げます。

キッズスペースに敷いて、安全な遊び場を作る

リビング内にキッズスペースを設けたいなら、置き畳を活用しましょう。

置き畳の適度なクッション性が衝撃を吸収するので、お子様の安全な遊び場が作れます。

しっかりと滑り止め対策をすれば、お子様が走り回っても畳が動かず、転倒のリスクも減らせます。

家具で四方を囲み、物理的に動きを封じる

滑り止めグッズを使わずにズレを防止する方法として、家具の配置を工夫する手もあります。

置き畳を敷いた四方を、本棚や収納ケースなどの家具で囲むように配置すれば、畳が動く物理的な隙間がなくなるので、ズレを防げます。

置き畳のズレ対策は、積水成型工業株式会社にお任せください

フローリングに置いた畳のズレは、見た目の問題だけでなく、ご家族の安全を脅かす可能性もあります。

とくにご高齢の方やお子様がいるご家庭では、滑り止め対策は必須だと言えます。

もし「対策の手間をかけずに、置くだけで滑らない畳が欲しい」とお考えなら、積水成型工業株式会社の「MIGUSA」シリーズをご検討ください。

MIGUSAを使用したフロア畳は、裏面に滑り止め加工が施されているため、フローリングに置くだけでもズレにくく、安心してご使用いただけます。

高い安全性はもちろん、カラーバリエーションも豊富ですので、理想の空間作りに活用いただけます。

滑り止め対策が最初から施されている置き畳をお求めの方は、ぜひ積水成型工業株式会社のオンラインショップをご確認ください。

置き畳の滑り止めに関するご相談なら積水成型工業株式会社

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