1. フローリングに敷いた畳はズレる?ジョイントキットで解決する方法を解説

フローリングに敷いた畳はズレる?ジョイントキットで解決する方法を解説

フローリングの畳のズレはジョイントキットで解決!

フローリングの洋室を手軽に和の空間へ変えられる置き畳は、多くの施設や住宅で活用されています。

しかし、フローリングの上にただ畳を置くだけでは、畳がズレる問題が起こりがちです。

このズレは、見た目の悪さだけでなく、転倒のリスクにもつながってしまうため、早急に対処する必要があります。

こちらでは、フローリングに置いた畳のズレを防ぐ「ジョイントキット」について、使い方や役割にいたるまで、詳しく解説していきます。

ジョイントキットで畳のズレを簡単に解消する方法

ジョイントキットで畳のズレを簡単に解消する方法

フローリングの上に敷いた置き畳がズレる問題は、ジョイントキットで手軽に解決できます。

こちらでは、畳がズレる原因から、ジョイントキットの基本的な役割、使用するメリット・注意点まで解説します。

置き畳がズレる原因

置き畳がズレる主な原因は、フローリングの滑らかな表面にあります。

多くのフローリングはワックスなどでコーティングされており、摩擦係数が低いため、上に置かれた畳はわずかな力でも簡単に滑ってしまいます。

また、手軽に扱える軽量な置き畳ほど、重さによる安定感に欠けるので、ズレやすい傾向にあります。

これらの要因が重なると、畳と畳の間に隙間ができたり、壁との間に意図しない空間が生まれてしまいます。

これは見た目が損なわれるだけでなく、隙間に足を取られて転倒する危険性も高まるため、安全な空間を維持するためにはズレ対策が欠かせません。

畳用ジョイントキットの基本的な役割

畳用ジョイントキットは、置き畳同士を連結し、ズレを物理的に防ぐための部材です。

複数枚の置き畳を一体化させて、一枚の大きなマットのように安定させられます。

ジョイントキットの最大のメリットは、施工がとても簡単な点です。

特別な工具を必要とせず、手軽に取り付けられるため、誰でも簡単に滑り止め対策ができます。

また、畳の裏面に設置するタイプが一般的なため、畳の表面のデザイン性を損わないことも魅力の一つです。

ジョイントキットの使用上の注意点

手軽で便利なジョイントキットですが、使用前にいくつか知っておきたい注意点もあります。

まず、ジョイントキットは全ての置き畳に対応しているわけではありません。

畳の厚みや構造によっては、ジョイントキットがうまくはまらない、または効果を発揮しない場合があります。

ですので、ジョイントキットの購入前には、使用する置き畳に対応しているかを必ず確認しましょう。

また、一度ジョイントで固定すると、畳の配置を気軽に変更したり、一枚だけを外して掃除することが難しくなることも把握しておきましょう。

賃貸でも安心!原状回復が簡単なジョイントキット

賃貸物件で置き畳を使う場合は、退去時の原状回復が重要になります。

その点、畳の裏側で連結するタイプのジョイントキットなら、フローリング自体を傷つける心配がほとんどありません。

テープや接着剤を使わずに固定できるため、取り外しも簡単です。

畳を撤去すれば、元のフローリングの状態に戻せるので、賃貸物件でも安心して導入できます。

滑り止めがついた置き畳も存在する

置き畳は、ジョイントキットで固定する方法が一般的ですが、そもそもズレにくい置き畳を選ぶという手もあります。

畳の裏面に強力な滑り止め加工が施されている製品は、ジョイントを使わなくてもフローリング上で安定します。

たとえば、積水成型工業株式会社が提供する置き畳「MIGUSA」の裏面には、滑り止め材が全面的に貼られています。

この滑り止めがフローリングにしっかりと密着するため、ジョイントなしでもズレる心配がほとんどありません。

頻繁な掃除やメンテナンスを考えると、ジョイントの手間がかからない滑り止め付きの畳は、合理的な選択肢と言えるでしょう。

ジョイントキットの効果やほかの滑り止め対策との比較

ジョイントキットの効果やほかの滑り止め対策との比較

置き畳のズレはよく起こる現象ですが、適切な対策をすれば、ズレの発生は大幅に抑制できます。

こちらでは、ジョイントキットの具体的な固定方法や、ほかの対策との比較について解説します。

ジョイントキットの効果

ジョイントキットは、置き畳同士を連結させて一体化させます。

畳一枚一枚がバラバラに動くのを防ぎ、面全体で安定させるため、非常に高いズレ防止効果を発揮します。

固定方法は製品によって異なりますが、多くは畳の側面に差し込むか、裏面で連結するタイプです。

説明書に沿って作業すれば、誰でも確実に取り付けられるでしょう。

滑り止めシートとの比較

畳のズレ防止策として、滑り止めシートも広く利用されています。

滑り止めシートは、畳とフローリングの間に敷くだけで摩擦力を高める手軽なアイテムですが、効果の持続性で言えば、物理的に連結するジョイントキットの方がより強力です。

どちらが適しているかは、使用環境や目的によって判断しましょう。

フローリングを傷つけない工夫

畳を固定するために両面テープなどを使うケースも見られますが、フローリングを傷つけるリスクが高いため、あまりおすすめできません。

テープの粘着剤がフローリングに付着し、剥がす際にワックスや表面材まで一緒に剥がしてしまう恐れがあるからです。

より安全で確実な方法として、ジョイントキットや滑り止め機能付きの置き畳を選ぶ方が、賢明な判断と言えます。

ジョイントで畳の隙間や段差をなくす方法

畳のズレは、畳同士の間に隙間や段差を生じさせます。

ジョイントキットは、置き畳を隙間なくぴったりと連結させるため、これらの問題解消にも効果的です。連結によって畳の縁がそろうことで、つまずきの原因となる段差を防ぎ、ゴミやホコリが入り込むのを防ぐ効果も期待できます。

ジョイントキットの選び方を解説

ジョイントキットを使えば、専門業者に依頼せずとも、自分の手で快適な畳のスペースを作れます。

こちらでは、適切なキットの選び方から正しい使い方まで、ポイントを詳しく解説します。

ジョイントキットの選び方

畳用ジョイントキットには、畳の側面に差し込んで連結する「差し込みタイプ」や、裏面に取り付けてつなぎ合わせる「面ファスナータイプ」があります。

置き畳の厚みと素材によっては使用できないものもあるので、ジョイントキットの購入前には、製品説明をよく読み、自宅の置き畳に対応しているかを確認しましょう。

購入前に確認すべき置き畳の仕様

ジョイントキットを効果的に使うには、手持ちの置き畳の事前確認が不可欠です。

とくに、縁のない琉球畳風の置き畳は、製品ごとに仕様が大きく異なります。

必ず「畳の厚み」「側面の構造」「裏面の素材」の3点を確認し、キットが適合するかを判断してください。

複数枚の置き畳をつなぐ方法

部屋全体に置き畳を敷き詰める際は、全体のレイアウトを考慮してジョイントを使用しましょう。

縦方向と横方向の双方からしっかりと連結することで、面全体の一体感が高まり、一部だけがズレるなどの事態を防げます。

畳の設置やズレでお困りの方は、積水成型工業株式会社までお問い合わせください

フローリングに置き畳を敷く際のズレは、見た目や安全性の面からもしっかり対策したい問題です。ジョイントキットは手軽で効果的な解決策ですが、畳との相性や設置の手間を考える必要があり、どの方法が最適か判断に迷うこともあるかもしれません。

積水成型工業株式会社では、畳に関する専門知識を持つ経験豊富なスタッフがご相談を承ります。

ジョイントが不要なほど、滑り止め性能に優れた置き畳「MIGUSA」のご提案から、お客様の状況に合わせた最適なズレ対策まで、あらゆるご要望に対応いたします。

フローリングへの畳設置でお困りの際は、お気軽にご相談ください。

畳とフローリングのジョイントのご相談なら積水成型工業株式会社

会社名 積水成型工業 株式会社
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事業内容 各種プラスチック製品の製造・販売
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